地上型3Dレーザースキャナーの用途

写真地上型3Dレーザースキャナーは運搬・設置が容易な為、写真のように様々な場所や方法で計測が可能です。
弊社で使用している「リーグル・LMS-Z420i」は、ノンプリズムで2m~1000mの超ロングレンジ/超ワイド角(80°×360°)/高精度(±10mm)の国内初上陸の一号機です。
本機は自然物・地形・構造物・都市景観などの高速3D多群点収集を得意としているの為
・災害時に現地立ち入りができない場所の面的データを収集する
・地すべり危険箇所の面的経年変化の測定
・写真測量・写真判定に頼っていた場所(超高電圧線のたわみ量等)の正確な測定
・滑走路等の極めて高精度な管理が要求される舗装のデータ収集
・土地改良・土地造成における広範囲な測量

等に大きな成果が挙げられます。

更に本機の特徴である、レーザースキャナーの中でも細かいビーム線により遠くまでビームが到達するので、遠距離からの大規模な計測が可能であるとともに、近距離でのきめ細かい画像・データを取得する事が可能です。

従来の測量による手法よりも速く・より多くの多面的データを静岡県地元業者としての利点を生かし、高精度なデータを迅速にお手元にお届けいたします。

3Dレーザースキャナーの構造

こちらで3Dレーザースキャナーの構造を紹介しています。

精度比較

機種 分解能 測定距離 距離精度 ビーム拡がり角 データ取得
1測定誤差 誤差比率
LMS-Z420i 5mm 2m~800m ±10mm 2mm/350 100m/25mm 8000点/秒
光波測距儀 - 2000m以上 ±5mm 1mm/350 - 200~300点/日 

3Dレーザースキャナーのメリット

写真レーザースキャナー計測のメリットは、従来の測量と違いノンミラーでの計測が可能という点が挙げられます。 例えば、災害直後の立ち入りが極めて危険な場所の地形情報把握や今までは測定不可能だった場所、また従来の測量方法では費用が掛かりすぎてしまうケースに大きな威力を発揮します。立ち入り可能な場所の地形情報の把握においても、トータルステーションによる現地座標データを公共座標と同期化する作業を行えば、従来の測量方法よりも詳しく正確な現地データを取得し、各種解析に利用する事も可能です。
また対象エリアをすべて計測するので、路線測量などで設計の段階で路線に変更が生じても、また現地に入り計測をすることなく即座に縦・横断を切り出し、CADデータとして提出することが可能です。
一度データを取り込み、ノイズの処理を終えればどこからでも地形の断面を切り出すことができます。

3Dレーザースキャナー使用時の留意点等

正確な地形モデルを作成するために以下の点に留意して作業を行っています。
  • できる限り対象地形を見下ろす高い場所から計測し、小段の水平部分等のデータが取得できるように機器を設置して計測しています。
  • 仕様上、樹木・岩 等目的外のデータも取得してしまうため、複数方向からデータを取得・合成し、不要データの自動排除の効率を向上させています。
  • 計測データは出来るだけ細密モードで取得し、不要データの自動排除の効率を高め、正確な地形データとなるようにしています。
  • 取得データ合成時における補正用座標の設定は、対象地形に対して左右、高低、遠近の差が発生するよう4点以上の座標を設置するようにしています。
  • 既往測量データのうち、世界測地系の座標は3次元地形形状の確認などに参照データとして利用できます。
  • 理論上は座標点数の取得数に制限は無く、数百万点の座標から地形モデルを作成することも可能ですが、パソコンの処理能力から作業性を考慮すると、座標点数は数十万点程度が実用的です。

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